「ESBI」の「E」の考え方から脱出する-PART1-
さて、早速ですがみなさんは「ESBI」という言葉をご存知でしょうか?
世の中には日々頑張って出社し、たくさん働いているのにも関わらず一向に収入が増えない人もいますが、ほとんど働いていないのにたくさんの収入がある人も存在します。
朝から晩まで働き詰めの人、一方毎月海外旅行などに行きバカンスを楽しんでいる人、この両者には一体何どんな差があるのでしょうか?
今回はこの両者の違いを「ESBI」という観点からお話させて頂きます。
まず「ESBI」を日本語に直すと
E=employee(従業員)
S=self employee(自営業者)
B=business owner(ビジネスオーナー)
I=investor(投資家)
この世に存在する収入を得る方法を大別すると上記の4つに分けることができます。
そうすると、収入を多くし且つ労働時間を減らすにはこの4つのうちのどれに属するかが非常に重要になってきます。
それでは1つずつその特徴に迫っていきましょう。
Eは零細企業、中小企業、大企業に関係なく、雇われて収入を得ている人のことを言います。自分の時間を対価として収入を得ているので1日が24時間として定められている以上、その定義をひっくり返しでもしない限り収入には限界があります。
また従業員は朝は何時に出社して夜は何時まで仕事をする、昼休憩は何時から何時までといった決まりが事細かにあり自由を得るには程遠い環境にあることが分かります。
そして人生の主導権が自分ではなく会社にあることも大きな特徴です。「来月から転勤」と言われれば住み慣れた街を捨て、一人で孤独な人生を歩まなければならない可能性も出てきますし、結婚をしている人は単身赴任になる可能性だってあります。
実際、転勤を言い渡されてマイホームを離れ、転勤先の社員寮などで暮らしている人の中には「なんのために結婚したのか?」「人生とは一体何なのか?」と哲学的な思想まで昇華させてしまって不幸な人生を送っている人も多いことでしょう。
日本には「我慢の美学」が義務教育の頃から潜在意識に刷り込まれるような仕組みが出来上がってしまっているので現状を打破することを考えず、仕事終わりのビールという小さすぎる幸せを求めて惰性な毎日を過ごしてしまっています。
しかしながらこのブログを訪問しこの記事までたどり着いている皆さんは惰性な毎日から抜け出したくて必死にもがいて努力している方達だと思います。
そんなみなさんはEから抜け出し、さらに高みを目指すにふさわしい資質を持っているはずです。
次回のPART2ではさらに上のステージ、S(自営業者)に関する特徴に迫っていきたいと思います。